httpd.confを元に戻す方法 Mac
なんらかの設定をしてhttpd.confを書き間違ってしまうとWeb共有のチェックが「入」にならず、一時的に「−」になって元に戻ってしまいます。
それを防ぐ為に、httpd.confを書き換える際には毎回バックアップを取っておくのがおすすめです。
もしバックアップを取っていない時でも、最初からhttpd.default.confというファイルが用意されているので、このファイルの中身をhttpd.confに丸ごとコピーすれば一番最初の状態に戻すことが出来ます。
今回はターミナルを使わずにテキストエディタで中身を元に戻す方法を説明します。
まずは、Finderを開いて画面上部メニューバーの「移動」を選択し、「フォルダへ移動」を選択します。
フォルダの移動先を指定するフォームが表示されたら、httpd.confの格納されている「/etc/apache2/」を指定します。
※ versionによってフォルダが異なる場合があるので、見当たらない場合は「/etc/」フォルダに移動し、それっぽいフォルダを探して下さい。
/etc/apache2/に移動するとhttpd.confとhttpd.default.confが見つかる筈です。
見つかったらまずhttpd.default.confを開いて中身をコピーします。
次にhttpd.confの中身を書き換えるのですが、これは通常ターミナルからsudoコマンドで実行します。
今回はテキストエディタで編集するので、httpd.confのアクセス制限を一時的に解除しなければなりません。
まずは、httpd.confを右クリックして「情報を見る」を選択して下さい。
一番下を見ると共有とアクセス権という項目があります。
初期段階では、システム・wheel・everyoneの三つの権限それぞれが「読み出しのみ」に設定されています。
これを読み・書き出来るように設定し直します。
右下の鍵のアイコンをクリックするとパスワードの入力を求められるので、PCで設定しているパスワードを入力して下さい。
すると、アクセス権のフィールドをクリックで操作出来るようになるので、
ユーザ名(自分)またはeveryoneの部分を「読み出しのみ」から「読み/書き」に変更します。
これで、テキストエディタでhttpd.confを自由に書き換えることが出来るようになりました。
後はhttpd.confを開いて、先ほどコピペしたhttpd.default.confの中身に変更して保存するだけです。
保存したら再度アクセス権限を元に戻しておしまいです。
黒い画面に慣れない方はこうやって修正すると簡単です。